溶接と添加剤
突然ですが皆さん
坦々麺をご存知ですか?
(タンタン麺 : 四川料理を代表する麺料理の一つで辛い味付けが特徴。)
私も存在自体は知っており
いつも美味しく食べています。
カップ麺ですけどね
戦う労働者はカップ麺が命
そんなある日(2005年秋)
突然それは起きました。
人物K : 「さあどおぞ、ここのは美味しいですよ♪」
私 : 「・・・(!)」
(これが本当の坦々麺なんだ)
ボーイと雰囲気と本物に感動するRON
ここは若者の聖地
池袋
ちょっと豪華な
中華料理店での出来事が
全ての始まりでした
エピソードわん
この私に
坦々麺をご馳走してくれた
ワンゲルな人物「K」氏こそ
今回の主人公

(私 : はいぽーず、うーんいいっすよ)
麺の盟友「Kara」さんです
「麺の盟友」 : 麺のように腰がありスープのように熱い友情
ちなみに今回
工場に来るキッカケになったのは
一通のメールが始まりでした。
メール受信
----------------------------------------------------------------------
件名 : 添加剤入手しました!
こんばんは。karaです。
先週、添加剤を入手しました♪マイクロロンやゾイルよりこいつは効きそうですよ!
焼き付かない程度に添加しませんか?(笑)
----------------------------------------------------------------------
私 : (添加剤・・・?何だろう)
何の添加剤が気になりつつ
添付ファイルを開封しました

こいつは効きそうだ
こうして週末
素敵な添加剤パーティが開催
(合計6本ぐらい?)
しかし
本当の目的は
添加剤パーティではありません
(なんか怪しいパーティーだな)
実は「カラ」さん
私たちと深い関係があります。
それは

写真まずかったら言ってねKaraさん
鈴奇ぃ
いよぉー!
そして鈴奇といえば
不人気
TS125Rです
そう、カラさんの愛車はTSでして
遊びに来るなら
ついでにチャンバーも改造してみては?
ということを提案
で、次の日

こいつを料理する事にしました
その前にせっかくなので

DT50改シャリーにも試乗してもらいました(笑)
カラさん曰く「これ有りです」との事。
さて、チャンバーですが

排気側を切断してみます。内部構造をおおまかに見る為です。
すると内部に、不思議な棒が3本溶接されていました。
・・・なるほど
謎は全て解けた
じっちゃんの名にかけ ←古ぅ

せっかくなので、ここからカラさんに作業を任せます。
これは内部のカーボンを焼いている所。(作業約40分)

ある程度作業が進んだら、私の出番です。
まず内部の棒をドリルとサンダーを使って抜き取ります。

これが抜取った棒です。話によると、カラさんのTS125Rには
TS200Rのチャンバーを流用しているそうです。TS125Rでは
あきらかなディチューンがされていますが、200Rは内部に排気を
乱すような棒を入れてディチューンしているみたいです。

続いてこの穴を溶接して埋めます。本当はチャンバーとかを溶接するなら
酸素などが一番良いのですが、私の手元には昭和初期のアークしかありません。
まあ簡単に言えば
風船膨らますのに
ヘリウムが無いから水素で代用
お酒を作るのに
エチルが無いからメチルで代用
注 : メチルアルコールを飲まないで下さい
みたいな感じ
リスクが伴う
そのリスクっていうのが
チャンバーの場合
失敗すると穴があく
しかし、そのミスを防ぐには
入念な下準備で大丈夫
それが添加剤(酒)です
溶接といえば
溶接工
溶接工と言えば
職人
職人と言えば
「酒」
ソイヤ!
つまり溶接は
酒の酔いが全てです
酔うと手元がリズミカルぅ♪

っていっても汚いけど・・・
ちなみに飲みすぎると
胃に穴があきます

内部のカーボンも取り終え、最後に元に戻して溶接します。

入念に丁寧に排気漏れ、ゆがみが無いように溶接します。

こうしてTS200Rベースのスペシャルチャンバーが完成しました。
こうして無事
チャンバーが完成
後日カラさんからインプレを頂きました
----------------------------------------------------------------------------------------------------
早速ですが、チャンバーのインプレです。家の周りを軽く一周程度なので本領発揮はまだしてませんが、
明らかな違いがありましたのでご報告いたします。
・チャンバー…フケが軽いです!排気が綺麗に流れてる感じですね。まだ高回転はあまり入れてません
が回転のつながりがスムーズになりました。前は5000rpm位で溜めがあったのですがそれがなくなった感じ?感覚的で申し訳ないです。
低速…○
中速…◎
高速…?
カーボンを落としたとはいえ、やっぱりあの棒はデチューンだったのではないでしょうか。
中速の加速の良さはカーボンでは無いと思います。あと、丁寧に溶接していただいたので排気漏れはありませんでした。
さすが「職人」ですね!チャンバーは錆取り(できるだけ)耐熱黒、耐熱クリアー(ツヤ有り)で塗装しました♪綺麗になりました♪
----------------------------------------------------------------------------------------------------
どうやら中速で変化があったようです。
これでまた少しTSで楽しめますね。
ちなみに、この日以後
私もKaraさんそれぞれ
添加剤祭りが続いたそうです
私が日本酒でカラさんが焼酎にはまる
おしまい!